テスラ株は今は買いなのか？今後のキーポイントは”4680セル”

テスラ関連ニュース

2023.03.11

おはようございます！ケンです。今朝もテスラ関連の記事を紹介したいと思います！今朝のラインナップです。

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まず、現在のテスラの株価のチェックからしていきたいと思います！

テスラ、4680バッテリーの懸念に対応するためアジアのパートナーを起用
テスラ株、週明けに2桁の赤字、昨年末以来最悪になる見通し
2023年3月のテスラ株は買いなのか？
まとめ

テスラ、4680バッテリーの懸念に対応するためアジアのパートナーを起用

テスラは、より安価で高効率なバッテリーを開発するために、アジアのサプライヤーと協力していると報じられています。匿名の情報筋によると、自動車メーカーは韓国のL&F、中国の寧波(ニンポー)Ronbay New Energyと蘇州(そしゅう)Dongshan Precision Manufacturingに接触し、新しいバッテリーセルのエネルギー能力を高めながら材料費を削減する手助けをしているようです。同社は、4680と呼ばれるこれらのセルを、待望のサイバートラックを含む将来のモデルに使用することを目指しています。しかし、テスラはまだ4680の生産増強に成功しておらず、その結果、サイバートラックの発売が遅れています。

テスラが新しいバッテリーの開発するためにアジアのサプライヤーと協力しているという事です。「4680セル」について解説しますと、テスラ社が自社開発した電気自動車用のリチウムイオン電池の型番のひとつです。この4680セルは、より高いエネルギー密度、より高い出力、より低いコストを実現することを目指して開発されました。また、大型のセルサイズにすることで、より少ない数のセルでより大きなバッテリーパックを構成することができるため、車両の設計や生産性の向上にもつながります。

ということで、この4680セルの生産増強に成功したら、製造コストもまた大きく削減することができそうです。このバッテリーの増産が安価なモデルの実現にも欠かせそうにないですね！

テスラ株、週明けに2桁の赤字、昨年末以来最悪になる見通し

テスラの週間損失は11％に達し、2022年の最終週以来最悪のパフォーマンスを記録することになりました。これは、イーロン・マスク氏が解雇されたTwitterの従業員に対する扱いで批判された後、後に謝罪したものの、その後に起こったものです。テスラの株価は3月に入ってから14％下落しており、同社が最近行った投資家向け説明会では、生産スケジュールやその他の重要な詳細が示されなかったとして批判を受けました。過去12カ月間、S&P500指数の損失が約8%であるのに対し、テスラ社の株価は37%下落しています。

今朝の株価も先ほど話しましたが、$170を一度切った後に、再び$170台を回復しています。しかし、インベスターズ・デイの前までは$210を超えてたりしたので、大きく下がってはいますね。では、これを受けて今は買いなのか？こちらについて書かれた記事を最後に紹介します！

2023年3月のテスラ株は買いなのか？

電気自動車（EV）メーカーのテスラの株価は、今年に入って55％上昇したにもかかわらず、高インフレと金利上昇の影響で、ピーク時から55％近く下落しています。しかし、同社が現在の成長率を維持できれば、株価はまだ余地を残すことができると、ある論説は述べています。テスラは、2018年から2022年にかけて営業利益がマイナス2億5300万ドルから138億ドルに増加するなど、規模の経済を実現する能力が証明されており、長期的には毎年50％ずつ車両販売台数を増やすことを目指しています。また、同社は最近、モデルSとモデルXの車両コストを4％から9％引き下げました。

株価はまだ余地を残すことができるとあります。昨日の動画の中でテクニカル分析の話をしました。併せてこの動画をご覧になってもらいたいのですが、このテクニカル分析では、短期的な値戻しは、160.6 – 167ドルとありました。これを考慮すると、ぼちぼち底値かなと思っています。

最安値で買うのは非常に難しいので、もしテスラ株を買うならば、3等分し、今買う。そしてもう少し下がる事があったら、そこで買う。最後は上がってきたら買うという感じでリスクヘッジをしてみてはどうでしょうか？ただ、S&P500指数など全体的な動向もきちんと把握する必要もあると思います！