テスラ、ネバダ工場でペプシコ社にSEMIを納品

テスラ関連ニュース

おはようございます、ケンです。昨日からSemiに関する情報がアメリカのニュースやTwitterで見られています。今日は日本時間2022年11月3日の午前1時ごろのCBNのニュースを紹介したいと思います。

Semiとは?

まず、Semiですが、こちらTeslaのホームページになりますが、Teslaが開発した電気トラックです。まず、特徴は3つです。0-60mph、このmphはマイル毎時という意味でスピードの単位になります。正確にはmiles per hourで記号としてはmph、mile/h、mi/hと書かれます。よくメジャーリーグでピッチャーの投げる球の速さをマイルで表現されていますが、そのスピードになります。このmphの0-60が20s、つまり20秒なのですが、1mphは1.6km/hなので60mphは96km/hとなります。

つまり、スピードが0から100kmまでに20秒で到達するという事です。

次に、1マイル毎のエネルギー消費が2kWh以下である事、そして最大500mi、このmiは先ほどのマイルの事で距離として500マイル走りますという事ですが、こちらは約800km走る事になります。

前から見た外観はこちらになります。今までにないトラックの顔ですね。

そして僕自身が一番興味を持ったというか、他とは違うと思ったのは、運転席です。ハンドルが真ん中にあり、その両サイドにモニターがあるという運転席です。

これがテスラが開発した電気トラックのSemiになります。

テスラ、ネバダ工場でペプシコ社にSemiを納品

では、本日の本題ですが、テスラがネバダ工場でペプシコ社にSemiを納品したというニュースについて紹介です。

テスラは木曜日(12月1日)にペプシコ社に最初の電気自動車を納入しました。イーロン・マスクが同社がトラックの製造を開始すると言ってから3年以上経ってからのことです。

テキサス州オースティンを拠点とする同社は、ネバダ州リノ近郊の工場でトラックを正式に納車しました。このイベントは、マスク氏が現在所有しているTwitterでライブストリーミングされました。

マスク氏は、工場内の群衆の前で、3台のテスラセミトラックのうちの1台を運転しました。1台は白、1台はペプシのロゴ、もう1台はフリトレーの色に塗られていました。こちらがそのTwitterのライブストリーミングになります。

ニューヨーク州パーチェスに本社を置くペプシコは、カリフォルニア州モデストにあるフリトレーの施設でゼロエミッション貨物プロジェクトに参画しています。このプロジェクトは、カリフォルニア州大気資源局から1540万ドルのクリーン貨物技術補助金を受けて実施されており、テスラのバッテリー電気トラクター15台と、その他の電気・天然ガス駆動のトラックも含まれています。

また、電気自動車は最大4万ドルの連邦税額控除を受けることができます。

2017年11月の「テスラ・セミ」を発表するイベントで、マスク氏は2019年に生産を開始し、トラック同士が自律的に車列を組んで追従できるようになると述べました。しかし、10月に行われたテスラの第3四半期決算の電話会議では、同社の「フルセルフドライビング」システムはドライバーレスになるにはまだ早いと発言しています。

マスク氏によると、このトラックは82,000ポンド(37,000キロ)の荷物を引っ張った場合、1回の充電で500マイル(800キロ)の航続距離を実現するという。同社は、2024年に北米で5万台のトラックを製造するために、Semiの生産を拡大する計画です。

水素で動くセミの開発に取り組んでいる競合他社は、バッテリー駆動のトラックは、巨大なバッテリーを充電するのに時間がかかりすぎるため、長距離輸送には使えないと述べている。マスク氏は、水素は大型トラック輸送には必要ないと述べたそうです。

まとめと感想

今回はテスラの電気トラックSemiが初めて納車されたというニュースを紹介しました。このSemiが日本で見られるのはいつなのか?まだまだ少し先になるとは思いますが、見れる日が来るかもしれませんね。

自動車業界はこれから変わると思います。特に欧州が電気自動車に移行するという流れなので、この流れは止める事は難しいかなと個人的には思っています。

その中でどこの会社が今後突出してくるのか?これは正直分かりません。もしかしたらテスラが覇権を握るかもしれないし、トヨタやフォルクスワーゲンなど既存の車会社がこれまでと同じ地位にいるかもしれません。

どうなるかは正直分からないですが、僕自身の感想を言わせてもらいますと、テスラが一歩抜けているかなと思っています。

僕自身が新しい物が好きということもあり、トヨタが初めてプリウスを発売した時に試乗に行きました。そしてこれがハイブリット車かぁと驚いた事を覚えていますし、実際に2代目プリウスが発売されて大ヒットした時には購入し、プリウスを体験しました。あの時は、今後はハイブリット車が主流になると思いましたし、実際にその後ハイブリット車がどんどん普及してきました。

そして今、電気自動車です。僕自身、2年ぐらい前にテスラのモデルYが発表された時から、”良いな”と思っていて、今年発売された事で購入したわけですが、初めてプリウスに乗った時のような感銘を受けています。正直、まだまだ課題は多いと思います。充電にしても自宅で充電すると時間もかかります。電気自動車を充電できる設備もまだまだですし、時間もかかります。

しかし、こういった課題は改善すれば良いだけの話で、きっと今後改善はされるでしょう。今回、電気トラックのSemiが初めて納車されたというニュースを紹介しましたが、このSemiも数年後には日本で発売されると思っています。実際に日本の公道で走っているのを見るのが今から楽しみです!

今回の記事はこちらを参照しております。

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